お尻の冷え改善方法!下半身の温活におすすめお尻筋エクササイズ・マッサージ方法

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気温が下がると身体の冷えが気になる方が増えてきますが、特に女性に多いお悩みが、お尻を中心とした下半身の冷え。

お尻を触ると氷のように冷たく、どれだけ重ね着をしても温まらない……、という声は珍しくありません。ですが、このような下半身の冷えを放置していると、寒さで寝付きが悪くなったり、血行不良によってむくみや腰痛、便秘・下痢や生活習慣病などの元になったりと、全身の健康にまで弊害が起こるリスクがあります。

そこでここでは、お尻が冷えやすい原因とおすすめの冷え解消方法をご紹介します。お尻や下半身冷えに悩んでいるのなら、ぜひチェックしてみてください!

お尻・下半身が冷える原因は?

身体の内側から熱を作るには、筋肉量や筋力、筋肉の質がポイントになります。

特にお尻とその周辺には腸腰筋(大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つの筋肉の総称)や大臀筋、梨状筋などの様々な筋肉が重なり、上半身と下半身を繋いで姿勢を維持したり、骨盤を正しい位置に留めたり、複雑な下半身の動きを制御したりしています。

しかし、加齢や運動不足、長時間の座り仕事などのライフスタイルによって、これらお尻の筋肉量が減少したり、硬くこわばってしまっていたりすると、適切な熱を身体の内側から生み出すことができなくなるのです。

ヒップの筋肉

また、お尻周辺には上半身から下半身につながる大きな血管が通っています。ですが座り時間が長いと、お尻の硬くなった筋肉に血管が圧迫されるため血行不良になり、下半身の血流が悪くなって冷えやすくなるのです。

なお、硬くなった梨状筋が坐骨神経を圧迫することでも血管が収縮するため、同じく下半身が血行不良に。

梨状筋と坐骨神経

加えて、元々女性の身体は妊娠・出産に備えて、お尻や太もも、下腹など子宮周辺の皮下脂肪をため込みやすい特徴があります。

脂肪は「冷えやすく温まりにくい」性質があるため、脂肪が冷えると血行不良になって脂肪が溜まりやすくなり、さらに冷えやすく温まりにくい……、という冷えの悪循環に陥りやすいのです。

以上のことから、お尻の冷えを改善するには、凝り固まったお尻周辺の筋肉、通称「お尻筋」を鍛えてほぐすことが重要なのです。

お尻の冷え解消マッサージ・エクササイズ

では、どのようなマッサージやエクササイズをすればお尻の冷えを解消できるのでしょうか。簡単にできる対策方法を見ていきましょう。

【座ったままほぐしマッサージ】

①イスに浅く座ります。
②両手で拳を作り、左右のに置いて、で挟みます。
③体重を後ろにかけて、拳で臀中を中心にもみほぐします。

お尻の冷え解消マッサージ・エクササイズ
※上画像の赤丸部分に拳を置きます。体重を後ろにかける(矢印方向)ことで、拳が腎中に当たります。イスの背もたれを利用する場合は、イスに深く座って「イスの背もたれとお尻の間」に拳を置き、腎中をもみほぐしてください。

④3秒当てて体重を前に戻し、再度体重を後ろにかけて拳を3秒当てるのを、数回繰り返します。ツボ「臀中」
ツボ「臀中」

※上図(お尻側から見た筋肉と骨格):青色部分がツボ「臀中」

お尻のコリが気になる時は、いつでも行いましょう。

※ソフトボールやゴルフボールを使ってもOKですが、強く押さえると筋肉を痛めてしまうことがあるため、最初はゆっくりと体重をのせて様子をみて、違和感が少しでもある場合は中止してください。

【座ったままほぐしエクササイズ】

①イスに座ります。
②おヘソを見るようにして、腰を丸めます。
③上半身を上げて腰をぐっと反らせます。

お尻の冷え解消マッサージ・エクササイズ
以上を数回繰り返します。この動きによって骨盤が後傾・前傾を繰り返し、お尻周りだけではなく腹筋・背筋まで幅広く動いて鍛えられます。

【床でお尻エクササイズ】

①仰向けに寝転がります。両手は身体の横に置きます。
②腹筋を使って両足を揃えて上に持ち上げます。
③片足ずつヒザ下を脱力させ、カカトをお尻に向かって左右交互に振り下ろしては上方に足を伸ばす、を繰り返します。
※お尻と太ももとの境目あたりにカカトが当たるように意識しましょう。
④1セット30〜50回程度を、1日3〜4セットを目安に行いましょう。
(慣れるまで少ない回数でも結構です。毎日行いましょう)

ヒップアップ
お尻周りの筋肉がほぐれることで、血流が良くなって下半身が温かくなります。

【立ったままお尻エクササイズ】

①胸の前でタオルを両手で持ち(可能ならダンベル)、足を肩幅に広げてできるだけしゃがみます。
※タオルを持つ両手の幅の目安:②でバンザイをした時に、タオルをピンと張った状態で自然に掴める程度

②タオルを両手で掴んだまま、できるだけ手を伸ばしてバンザイの姿勢で、ぐっと立ち上がります。
立ったままお尻エクササイズ
※タオルを使った場合の手元のイメージ

③1セット15回程度を、1日2セットを目安に行いましょう。
(慣れるまで少ない回数でも結構です。毎日行いましょう)

立ったままお尻エクササイズ

※ダンベルを使った場合のイメージ

お尻周りからお腹周り、肩甲骨周りまでほぐされるため、全身の血行が良くなってポカポカと温かくなります。デスクワークで全身が凝り固まっている方にもおすすめです。

入浴で冷え対策

筋肉をほぐして血行をよくする習慣に加えて、お風呂でポカポカ温かくするのもお尻や下半身の冷えには効果的です。

表面だけではなく、身体の芯までしっかりと温めるためには、38~40度程度のぬるま湯での入浴がおすすめ。10~15分ほどじっくりと浸かることで、血行がよくなって湯冷めしにくくなります。

なお、長時間お湯に浸かっていると、肌のバリア機能に必要な皮脂や保湿成分まで流れてしまい、乾燥肌になることも。そのため、湯船に浸かる時間は必ず10~15分程度に抑えましょう。

【発泡水素でポカポカ!入浴料で巡り力アップ!】

つらい冷え予防には、バスタイムで身体の巡りを良くして、ポカポカ温かな身体作りを目指せる「リコプロボディケアクリアバスパウダー」を投入してみては!

・商品名:リコプロボディケア クリアバスパウダー
・価格:8,250円(税込、10包入)

「リコプロボディケア クリアバスパウダー」は、「発泡水素」「炭酸」「エプソムソルト」の3種を配合したリッチな入浴料。

「発泡水素」とは、従来の水素入浴剤に使用される水素と比べ、より高い酸化還元力と水素溶存力を叶えた成分です。保温効果のほか、高い抗酸化作用やリラックス効果などが期待できます。

「炭酸」には、優れた血行促進効果があると言われ、入浴料としてお風呂で取り入れることで全身の代謝が上がりやすくなります。冷え性改善、血行不良によるむくみや疲労回復のサポートも期待できます。

さらに注目の成分は「エプソムソルト」。これは高純度の硫酸マグネシウムからできたミネラルの結晶で、保温効果と老廃物を排泄する効果に加え、最近では発汗・デトックス作用で高いスリミング効果があると注目されています。

これらのトリプル効果に加えて、「リコプロボディケアクリアバスパウダー」には、乾燥肌にうれしい保湿力の高い重曹&セラミドまで配合!

実際の愛用者の方々からは、
・芯からポカポカして、温かさが持続する
・すごい汗をかく
・ぐっすり眠れて疲れもとれる
・翌日もお肌がしっとり

といった声が! 入浴するだけで身体がポカポカになり、潤いのある美肌・美髪まで期待できます。

冷えやすい身体がポカポカになる入浴料「リコプロボディケアクリアバスパウダー」。お尻やお腹周り、下半身の冷えにお悩みの方には特におすすめです。

 クリアバスパウダーバナ―画像

お尻・下半身の冷え対策サポートスパッツ

FORMA ボディサポータースパッツ
・商品名:フォルマ ボディサポータースパッツ
・価格:33,000円(税込)

お尻周りをはじめとした下半身の冷え・むくみを今すぐになんとかしたい!という方には、穿くだけでポカポカ効果が得られる高機能シェイプサポーターがおすすめです。

フォルマ ボディサポーターは、中赤外線・イオンバランスにより、効率よく体を温めて血行を促進。冷えにアプローチしてポカポカに。

さらに、むくみ・セルライトを作る体内の水分子の塊を細かく分解して、身体の水分の流れをスムーズに促します。そのため、余分な水分や老廃物が排出されやすくなるので、下半身のむくみもスッキリ!

心地よいフィット感で気になる部分を引き締めて、簡単にシェイプサポートしてくれる頼もしい1枚。お尻・下半身の冷えやむくみがすっきりするので、就寝中から日中まで手放せなくなりますよ。

内側・外側からポカポカ体質を目指しましょう!

血行不良によるお尻や下半身の冷えは、脂肪やセルライトの原因になるだけではなく、体温低下にともなう免疫力の低下まで引き起こすリスクがあります。

凝り固まった下半身の筋肉をほぐして鍛えながら、保温・保湿効果のある入浴剤や温感スパッツの力を借りて、内側・外側から血行の良いポカポカ体質を目指しましょう!

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