幅広い年代で、常に肌悩みの上位に挙がるのが「毛穴」のトラブル。毛穴のないツルンとした陶器肌に憧れるのに、頬や鼻の毛穴の開き・詰まりがどんどん悪化している……。
そんな毛穴のお悩みを抱える方は非常に多いのですが、残念ながら適切な毛穴ケアが出来ていないこともあるのです!
そこでこの記事では、毛穴開きやたるみ、毛穴詰まりの原因と、おすすめの毛穴対策方法についてご紹介します。
Contents
毛穴の役割って?
顔に存在する毛穴の数はおよそ20万個です。個人によってその数は前後し、大人になってから毛穴数が増える、ということはありません。
また、一般的に顔の毛穴のほうが体の毛穴よりも大きく見えるのは、毛穴の奥にある「皮脂腺」の大きさが、顔の毛穴のほうが大きいため。
この皮脂腺から分泌される皮脂と汗が合わさって、顔の皮膚表面を覆う「皮脂膜」が作られます。そして、皮脂膜と肌表面の角層がまるでシャッターのように働き、紫外線や細菌・ウイルス、ホコリや花粉・PM2.5などの外的刺激から皮膚を守る役割を担っているのです。
また、肌内部の水分が外へ蒸発しないようにする役目も同時に果たしており、このような肌を守る働きを総称して「バリア機能」と呼びます。
つまり、美肌を目指す方にとって毛穴は撲滅したい存在ですが、「毛穴がなければ皮脂膜を作れない=炎症などの肌トラブルがなく潤いのある美肌になれない」とも言えるのですね。
毛穴の詰まり・開き・たるみの原因
このように、肌にとって大切な役割を担っている毛穴ですが、誤ったスキンケアなどによって目立っているのなら、正しくケアして毛穴目立ちを改善しなくてはいけません。
そこで次に、毛穴トラブルの代表的な2種類とその原因について見ていきましょう。
【毛穴トラブル1.詰まり毛穴・黒ずみ毛穴】
「詰まり毛穴」とは、皮脂腺から過剰に皮脂が分泌されており、さらには毛穴の中で剥がれた古い角質細胞(アカ)や汚れが除去されないまま皮脂と混ざり、「角栓」になって詰まっている毛穴のこと。
角栓が詰まることで毛穴内に雑菌(アクネ菌)が繁殖すると、ニキビができやすくなってしまいます。
もしも角栓の頭が黒く変色している「黒ずみ毛穴」になっている場合は、角栓の上部が空気に触れることで酸化しているのです。
■詰まり毛穴の原因1.皮脂の過剰分泌
生まれつき皮脂が多く出やすい脂性肌(オイリースキン)や、脂質・糖質の取り過ぎによって皮脂が多く分泌されやすくなっている場合、また、毛穴の奥にメイク汚れなどが残っていることも考えられます。
反対に、皮脂テカリや汚れが気になり洗顔やクレンジングをし過ぎることで、必要な皮脂や水分までも不足して乾燥肌(肌内部が乾燥している「インナードライ肌」を含む)になっているために、バリア機能を維持して肌を外的刺激から守ろうと皮脂が過剰に分泌されているケースもあります。
■詰まり毛穴の原因2.ターンオーバーの乱れ
加齢、生活習慣・ホルモンバランスの乱れなどの内的要因により、肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れたり、肌奥のコラーゲンやエラスチンが減少したりすることで、毛穴内に皮脂や古い角質細胞が溜まりやすくなっている、ということも考えられます。
ちなみに、詰まり毛穴を気にする方は毛穴パックで角栓を取ることが多いですが、頻繁に行うのはNG。
できてしまった角栓を抜いても毛穴自体の大きさは変わらないため、すぐに皮脂が過剰分泌されてしまいます。出来てしまった角栓を無理に抜くのではなく、皮脂過多を抑える根本的な対策が重要という訳ですね。
また、毛穴パックによって毛穴周りの健康な角質細胞まで剥がれてしまい、肌荒れや炎症、色素沈着を招くこともあります。そのため、どうしても気になる場合でも2週間に1回程度にとどめておきましょう。
【毛穴トラブル2.開き毛穴・たるみ毛穴】
「開き毛穴」とは、角栓は詰まっていないものの、大きく毛穴の出口が開いて目立っている毛穴のこと。頬に良く見られる毛穴タイプです。
さらに、この開き毛穴が下方にたるみ、しずくのような楕円形になっている場合、「たるみ毛穴」と呼びます。頬を指で斜め上方に引っ張ると毛穴が目立たなくなる場合、たるみ毛穴と判断できます。
■開き毛穴・たるみ毛穴の原因1.皮脂の過剰分泌
詰まり毛穴と同じく、開き毛穴の原因もまた皮脂の過剰分泌。皮脂によって毛穴の出口が押し広げられ、結果的に大きく見えてしまっているのです。
そして、皮脂が過剰分泌される根本的な原因も詰まり毛穴と同じく、元々脂性肌であったり、反対にテカリを気にして保湿が足りていない乾燥肌(インナードライ肌)であったりします。
■開き毛穴・たるみ毛穴の原因2.肌のたるみ
開き毛穴がたるみ毛穴に変化して目立っている場合は、乾燥や加齢、生活習慣・ホルモンバランスの乱れなどの内的要因が関係しています。
これらの要因によって、肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」が乱れたり、肌のハリ・弾力を担うコラーゲンやエラスチンが減少・機能不全になったりすることで、肌全体のハリ・弾力が衰えて、毛穴も下垂していると考えられます。
毛穴の開きを防ぐ方法
では、毛穴の開きやたるみ、詰まりなどのトラブルをケアするには、どうすればよいのでしょうか。
目立ってしまう毛穴対策に大切なポイントは、以下の3点です。
・毛穴の奥に汚れを残さない
・毛穴や毛穴周りの肌に刺激を与えずに、しっかりと保湿をする
・過剰な皮脂分泌を抑えて、開いた毛穴を引き締める
これらは一見すると簡単で当たり前のようですが、実はできていないことが多いのです。
・疲れた日は洗顔やクレンジングをせずに就寝することはないですか?
・毛穴パックを頻繁に行ったり、ピンセットで角栓を無理に取ったりしたことはないですか?
・テカリが気になるからと、さっぱり系の化粧水のみでスキンケアを終わらしていませんか?
このような習慣の積み重ねが、毛穴の詰まり・開き・たるみを誘発してしまうため、今日から正しいケアを続けるようにしてくださいね。
【毛穴ケア方法1.クレンジング・洗顔】
毛穴に角栓ができないように予防するには、洗顔で不要な皮脂や汚れは落としつつ、肌を乾燥させないようにすることが重要です。
そのため、クレンジングの場合なら、洗浄力の強いオイルクレンジングよりも、保湿成分の入ったマイルドなジェルやミルク・クリームタイプを使用しましょう。
洗顔の場合も、手で擦って顔の肌を傷めないように、泡のクッションで優しく汚れを浮かして落とすタイプがおすすめです。
なお、オフする際、熱いお湯では必要な皮脂や肌内部の水分までも一緒に流れ落ちてしまうため、どちらもぬるま湯でしっかりと洗い流すようにしましょう。
【毛穴ケア方法2.保湿】
洗顔後は、肌が乾燥しやすい状態です。そのためすぐに、保湿を重視したスキンケアを行いましょう。
皮脂やベタつきなどが気になるからと言って、十分な保湿をせずスキンケアを終わらせてしまっていませんか? 先述の通り、保湿不足が皮脂の過剰分泌を招きます。そのため、しっかり保湿することが、過剰な皮脂予防の第一歩となります。
また、丁寧な保湿をすることで、肌にふっくらとハリが戻り、その結果毛穴が目立たなくなるメリットも。
さらに、バリア機能を整えることにより、水分と皮脂のバランスが整い、余分な皮脂が気にならなくなります。
ポイントは“保湿力”と”バリア機能の強化”。これらをサポートする成分が配合された化粧水を、朝晩惜しみなく与えてあげましょう。
【毛穴ケア方法3.生活習慣】
たとえば、食生活では肉類や甘いスイーツ類、白米や麺類、揚げ物やジャンクフードなど、脂質・糖質の多い食材・食品を摂りすぎていると、皮脂分泌量が増えて毛穴が目立つ要因になります。
そのため、これらの食材・食品摂取は控えて、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEといった、皮膚・粘膜の修復や健康維持作用のあるビタミン類やミネラル、肌の元になるタンパク質を、バランスよく毎日摂取するように習慣づけましょう。
また、睡眠不足やストレスによって交感神経が優位になったり、ホルモンバランスが崩れたりすると、皮脂腺が刺激されて皮脂分泌が促進されやすくなることも。
以上から、洗顔からクリームまでの保湿スキンケアを毎日きちんと行った上で、食生活の乱れや睡眠不足などの生活習慣の乱れを正して体の内側からも健康的な肌を目指してくださいね。
毛穴ケアにおすすめのスキンケア紹介!
独自の理論の元に肌本来の力を引き出し、年齢や環境に負けない健やかな肌をつくる、美容のプロフェッショナル集団開発の高品質スキンケア化粧品ブランド「リコプロフェイスケア インプルーヴ(recopro face care IMPROVE)」。
■洗顔料「クリーミーフォーム グロウ」
この「リコプロフェイスケア インプルーヴ」のなかで、まず毛穴ケアに注目しピックアップしたいのが、洗顔料「クリーミーフォーム グロウ」。
・商品名:リコプロフェイスケア クリーミーフォーム グロウ
・価格:6,050円(税込)
アミノ酸系の濃密泡で毛穴の奥の汚れまでスッキリ洗い落としながらも、”毛穴トラブル”へのアプローチにこだわった洗顔料。
その特徴は、
【クリーミーフォーム グロウの特徴1. パナドキシンP】
新型ビタミンB6誘導体「パナドキシンP」配合。
パナドキシンPの特筆すべき点は、開いた毛穴にアプローチし、皮脂バランスを整えること。
朝晩使用すればするほど、開き毛穴やテカリの気にならない陶器肌が叶うと期待できます。
【クリーミーフォーム グロウの特徴2.グリシルグリシン】
グリシルグリシンとは、毛穴開きにアプローチして肌をなめらかにする効果があると注目されている美容成分。
肌リズムを整えて、大きく開いたすり鉢状毛穴を目立たなくする働きが期待できます。皮脂分泌量も整えるので、テカリ・ベタつきのない肌へ。健やかでハリ・ツヤのあるなめらか肌へと導きます。
さらには、
【クリーミーフォーム グロウの特徴3.ビタミンC誘導体】
ビタミンC誘導体は、潤って透明感のあるキメの整った肌作りにプラスしたい注目成分。皮脂分泌をコントロールしてくれる注目の成分でもあります。
【クリーミーフォーム グロウの特徴4.ふわふわ濃密泡】
洗顔時に肌をこすってしまっては、美肌どころか炎症を起こすきっかけにもなってしまいます。
クリーミーフォーム グロウは、エアゾール処方でふわふわの濃密泡が簡単に手の平に!
洗顔なのに、紫外線ダメージをケアしてくれる植物幹細胞エキスまで配合。
濃密泡が毛穴の奥の汚れまでからめとり、しっかりと除去してくれます。大切な保湿成分は残るので、洗い上がりはスッキリしつつもしっとり潤い肌が楽しめます!
■化粧水「モイストローションリペアC」
・商品名:リコプロフェイスケア インプルーヴ モイストローションリペアC
・価格:7,150円(税込)
次に、「リコプロフェイスケア インプルーヴ」のなかでご紹介したいのが、化粧水「モイストローションリペアC」。
「モイストローション リペアC」の最大の特徴は、“保湿力”。ただ水分を与えるだけでなく、しっかりと水分を抱え、キープする保湿メカニズムに合わせた成分をふんだんに配合。
エイジングケア成分植物幹細胞エキスのほか、高保湿成分のヒト型セラミド3種やプロテオグリカン、ヒアルロン酸、グリセリルグルコシドなど、潤いを保ちバリア機能を整える化粧水です。
特にセラミドは、角質層の潤いの80%を担うと言われる“細胞間脂質”の約半分を占める成分で、肌の潤いやバリア機能を高める上では要の成分。
プロテオグリカンは、保湿力がなんとヒアルロン酸の1.3倍もある高保湿成分。ターンオーバーの乱れを整えてサポート!
さらに、乾燥が厳しい砂漠でも生き抜く植物に含まれる「グリセリルグルコシド」は、肌の水分量を増やし、バリア機能を整えたりシミの元を作りにくくしたりする作用が期待できます。
この「モイストローション リペアC」のすごさはこれだけではないんです!
化粧水ながら、美容液並みの美容成分も豊富。外的刺激からお肌をサポートしてくれる「植物幹細胞エキスが2種」。ハリ・ツヤ・透明感をアップする「ナイアシンアミド」、美肌菌で人気の「ビフィズス菌培養溶解質」など、お肌の内側から健やかな肌づくりを目指す化粧水なんです。
これらの成分が保湿型ビタミンC誘導体を内包したビタミンCリポソームカプセルに内包されているため刺激がなく、敏感になった肌でも使いやすくなっています。
使うほどにお肌が潤いで満ち、皮脂や毛穴も目立たなくなることに!
「モイストローション リペアC」で皮脂と潤いのバランスを整えて、毛穴の気にならない素肌を育てましょう!
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