インナードライ肌の原因とスキンケアの改善ポイント!ベタつきと乾燥をケアするには

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「額から鼻にかけてのTゾーンは皮脂浮きするのに、目元・口元などはつっぱりやすく乾燥している」「脂性肌(オイリースキン)なのか乾燥肌(ドライスキン)なのか、自分の肌質が分からない」――そんな肌悩みを抱えてはいませんか。

このような肌悩みがある方の多くは、肌内部が乾燥している「インナードライ肌」の可能性があります。

また、ニキビができやすいから脂性肌だと思いこんでいる方の中にも、実はインナードライ肌のケースが少なくありません!

そこでここでは、インナードライ肌の特徴と主な原因、またインナードライ肌の予防・改善方法についてご紹介します。

インナードライ肌の特徴って?

インナードライ肌とは、肌の内部(インナー)は乾燥(ドライ)しているのに、肌表面は皮脂でベタつきやすい「隠れ乾燥肌」のこと。
インナードライ肌の特徴

以下のような肌の特徴がひとつでも当てはまる場合は、インナードライ肌かもしれません。

【インナードライ肌チェック項目】

・額から鼻にかけてのTゾーンは皮脂が多くベタつき、頬や目元・口元、アゴ・フェイスラインなどのUゾーンは乾燥してカサついている

・Tゾーンや頬の毛穴が目立つ
・毛穴に角栓ができやすい
・小鼻周りや額、アゴにニキビができやすい
・メイクのりが悪く、日中の皮脂浮きが気になる
・洗顔直後は乾燥が気になり、洗顔後しばらくするとベタつきが気になる
・肌がごわついている

また、次のような体質やスキンケア方法、生活習慣を送っている場合も、インナードライ肌に傾きやすいといえます。

・季節に関わらず冷えやすい
・甘いものや脂っこいものをよく食べる
・皮脂を落とそうと洗顔を1日に3回以上行う
・ベタつきが気になるから乳液やクリームはつけない
・アルコール配合などさっぱり系の化粧水を使っている
・ストレスを感じる時や睡眠不足の時が多い

インナードライ肌になる理由

では、どうしてそもそもインナードライ肌になってしまうのでしょうか。その鍵は、「バリア機能」にあります。

肌表面には表皮層があり、その一番上には「角層(角質層)」があります。そして角層は、毛穴から分泌された皮脂や汗からできている「皮脂膜」で覆われています。

これらの角層と皮脂膜が、紫外線やホコリ・花粉、細菌などの外的刺激が肌に侵入しないように、シャッターのような役割を担っているのです。また、肌内部の水分が外へ蒸発しないようにする役目もあります。

このような肌を守る働きを総称して「バリア機能」と呼びます。

ですが、何らかの原因によってバリア機能が衰えると、肌内部の水分が蒸発して乾燥が進みます。すると、肌は外部刺激の侵入を阻止しようと皮脂を過剰分泌してしまうのです。

ですが、肌内部の乾燥自体が改善される訳ではありません。そのため、肌表面は過剰な皮脂でベタつくものの、肌内部は乾燥しているインナードライ肌になってしまうのです。

健康な肌とインナードライ肌

インナードライ肌に傾く主な原因

では、どのような行為がバリア機能にダメージを与えてインナードライ肌を招くのか、主な原因について見ていきましょう。

【1.誤ったスキンケア】

皮脂のベタつきや毛穴の角栓づまり・ニキビを改善したいあまり、一日に何度もゴシゴシと洗顔したり、洗浄力の強いクレンジング剤を使ったりしていると、肌に元々ある保湿成分やバリア機能を担う皮脂までも洗い流されて乾燥が進みます。

すると皮脂が過剰分泌されるため、さらに皮脂のベタつきが気になって乳液・クリームなどの保湿ケアを怠ることに。すると、バリア機能が衰えてインナードライの悪循環を招くことになるのです。

【2.紫外線ダメージ】

紫外線(UV)は、肌にダメージを与えて肌老化を促す主な要因です。

紫外線による肌への悪影響
肌表面のバリア機能のほか、肌奥にまでダメージを与えるため、肌の生まれ変わりサイクル「ターンオーバー」までも乱して健やかな肌細胞が育ちにくくなり、さらにバリア機能が衰える悪循環に陥ります。

紫外線は季節や天候に関わらず一年中降り注いでおり、窓ガラスを通って室内にまで侵入するため、毎日紫外線対策を行わないと、肌へのダメージが蓄積されるのです。

【3.ストレス過多・睡眠不足】

ストレスが多かったり、睡眠不足の日が続いたりすると、ホルモンバランスが乱れて肌のターンオーバーまでも乱れることに。

また、睡眠中は成長ホルモンによって肌のダメージが修復される時間でもあります。そのため、睡眠不足が重なると肌のダメージが修復されにくくなるため、インナードライ肌だけではなく炎症などの肌トラブルが起きやすくなります。

【4.栄養不足・栄養の偏り】

糖質を多く含む甘いお菓子や脂質の多い揚げ物などばかりを食べていると、皮脂が過剰分泌されやすくなります。

顔のテカリの原因になる食べ物例
すると、皮脂が気になって誤ったスキンケアを行うため、インナードライ肌になりやすくなります。

インナードライ肌対策のスキンケア

インナードライ肌になりやすくなる原因を踏まえて、スキンケアでの押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

【1.潤いのある洗顔・クレンジング】

スキンケアの始まりである洗顔やクレンジングで、大切なバリア機能を低下させるのは本末転倒。そこで、洗顔・クレンジング剤は保湿成分配合で潤いを残し、肌がつっぱらないものを選びましょう。

また、洗顔時はしっかりと泡立てて、泡をクッションのように手と顔の肌のあいだに挟みます。泡に汚れを吸着させるイメージで、肌に摩擦を与えずに洗ってください。

泡立った洗顔料
Tゾーンのベタつきが気になる時は、Tゾーンから泡を置き、浮いている余分な皮脂だけを吸着させるようにしましょう。

なお、使用するお湯があまり高い温度だと必要な皮脂まで溶けて肌の乾燥が進んでしまうため、洗顔時は32~34度程度のぬるま湯を使用してください。

【2.スキンケアで高保湿対策】

肌内部を乾燥させないようにするには、スキンケアアイテムで不足しがちな潤いを与えましょう。

まずは、保湿成分(セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリンなど)配合の化粧水で角層にしっかりと潤いを与えます。

ですが、ベタつきを嫌ってその後に乳液やクリームをプラスしなければ、せっかくの潤いが蒸発してしまいます。

そのため、水分・油分バランスを整えてバリア機能を正常に働かすためにも、必ず化粧水の後に乳液やクリームを塗布して肌をカバーするようにしましょう。

特に30代後半以降は皮脂分泌量が減少するため、知らず知らずのうちにバリア機能が乱れて乾燥肌やインナードライ肌になりがちに。これまであまり保湿を重視してこなかった方は、スキンケアアイテムの見直しをしましょう。

おすすめの高保湿スキンケアライン

独自の理論の元に肌本来の力を引き出し、年齢や環境に負けない健やかな肌をつくる、美容のプロフェッショナル集団開発の高品質スキンケア化粧品ブランド「リコプロフェイスケア インプルーヴ(recopro face care IMPROVE)」。

クレンジングからクリームまでのアイテム全てに、高保湿力やコラーゲン産出にアプローチする「高品質プロテオグリカン」と、肌リズムを整えると話題の美容成分「植物幹細胞エキス」が配合され、スキンケアをするたびに肌が生まれ変わるような感覚が楽しめると人気のスキンケアラインです。

たとえば、「モイストローション リペアC(化粧水)」は、エイジングケア成分植物幹細胞エキスのほか、高保湿成分のヒト型セラミド3種やプロテオグリカン、ヒアルロン酸、グリセリルグルコシドなど、多数の保湿美容成分配合。

モイストローション リペアC

・商品名:リコプロフェイスケア インプルーヴ モイストローションリペアC
・価格:7,150円(税込)

配合されているそれぞれのセラミドには、保水・保湿機能をサポートしてバリア機能を高め、乾燥や乾燥ジワを軽減する作用が期待できます。

保湿力アップ)リコプロフェイスケア インプルーヴ モイストローション リペアCの主な成分

またプロテオグリカンは、保湿力がなんとヒアルロン酸の1.3倍もある高保湿成分。ターンオーバーの乱れを整えてサポート!

さらに、乾燥が厳しい砂漠でも生き抜く植物に含まれる「グリセリルグルコシド」は、肌の水分量を増やし、バリア機能を高めたりシミの元を作りにくくしたりする作用が期待できます。

インプルーヴ モイストローションリペアC成分(肌力)
話題の「植物幹細胞エキス」が配合されている点も高ポイント!

「サポナリアプミラカルス培養エキス」や「ダマスクバラカルス培養エキス」といった、生命力あふれる植物の幹細胞を培養し抽出される植物幹細胞エキスには、外的ダメージで傷ついた細胞にアプローチするパワーや抗酸化効果が期待できます。

その他、ハリ・透明感を与えて美肌に導く「ナイアシンアミド」、抗酸化作用や自然修復作用で注目の「ビフィズス菌培養溶解質」、ハリを与える保湿型ビタミンC誘導体を内包した「ビタミンCリポソーム」まで高濃度配合。

高機能美容成分がインナードライに悩む肌の保水・保湿機能を向上させて、理想の潤い肌へと導きます!

乾燥スパイラルになってしまっているインナードライ肌さんにこそ、「モイストローション リペアC」で保水力を高めて素肌力を育てるケアをおすすめします!

モイストローション リペアCバナー

インナードライ予防はスキンケアと生活習慣の見直しで!

一度インナードライ肌になってしまうと、すぐには潤いを取り戻せないかもしれません。そのため、毎日のスキンケアの方法や使用アイテムを保湿重視で見直し、乱れたバリア機能をケアして肌奥の水分・油分バランスを整えるようにしましょう。

また、スキンケアだけではなく、糖質・脂質を抑えて栄養バランスのよい食事内容にしたり、睡眠不足やストレスを解消するために適度な運動やストレッチを行ったりするなど、美肌づくりのための生活習慣の見直しもおすすめします!

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