黄ぐすみとたるみが気になる!タイプ別くすみの原因と予防・改善方法

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疲れていないはずなのに、いつも顔色が悪くてくすんでいる。日焼けしていないのに、なんとなく黄色く沈んだような顔色になってきた……。

このような顔のくすみにお悩みの方は、メイクでなんとかカバーしようとしがち。ですが、お肌がくすむと化粧ノリまで悪くなってしまうため、理想の透明感あるツヤ肌になかなかなれず、がっかりしてしまいますよね。

そこでここでは、くすみの種類と原因と対策についてご説明した後、特に30代以降の大人女性に多い「黄ぐすみ」に注目して、今日からできる黄ぐすみ予防・改善方法をご紹介します。

肌くすみの種類と原因・対策

「くすみ」と一口に言っても、実は肌をくすませる原因は様々です。そこで、まずはあなたの肌のくすみの原因を見ていきましょう。

なお、当てはまるくすみの種類はひとつだけではない可能性もあります。複合的にくすみを招いているケースもあるため、心当たりがある方は全ての種類のくすみ対策をチェックしてくださいね。

【肌くすみの原因1.血行不良】

■当てはまる特徴
・顔色が全体的に青く沈んでいる。
・目の下に青クマがある。
・肌荒れしやすい
・冷え性体質
・むくみやすい

これらの特徴に当てはまる場合、血行不良によって肌細胞が健康に育つために必要な酸素や栄養素が十分に届かず、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に働いていないと考えられます。

また、通常なら血流に乗って排出される余分な水分や老廃物が、血行不良によって蓄積されるため、むくみやすく肌荒れしやすい傾向になります。

さらに、皮膚が薄い目の下には血流が滞った青黒い静脈が透けて見えるため、青クマが目立つようになり、顔全体もトーンダウンしてしまうのです。

【血行不良によるくすみ対策】

血行不良によるくすみの改善には、全身の血流を促すことが重要です。そのため、以下のことに気をつけましょう。

①入浴時はシャワーだけで済ませずに、浴槽に浸かって全身をじっくりと温める。
②ウォーキングなどの適度な運動習慣をつけて、全身の血液循環を促進させる。
③ストレス過多の場合、リラックスタイムを設けて、十分な睡眠時間を確保する。
④身体を冷やす食材はできるだけ避けて、温める食材を摂るようにする。

黄ぐすみ改善方法
・温める食材例)ショウガ、ニンジン、カボチャ、ゴボウ、ダイコンなどの根菜類、発酵食品、唐辛子、紅茶、赤ワインなど

・冷やす食材例)レタス、ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、キュウリ、トマト、ナス、コーヒー、緑茶、白ワインなど

【肌くすみの原因2.乾燥】

■当てはまる特徴
・かさついて粉をふきやすい。
・肌触りがごわついている。
・毛穴やシワが目立つ。
・季節の変わり目などに肌荒れしやすく、肌が敏感。

これらの特徴に当てはまる場合、乾燥によって肌表面のバリア機能が正常に働いておらず、形が不ぞろいでもろい未熟な角質細胞が肌表面を覆うために、ますます肌内部が乾燥してしまう悪循環に陥っています。

バリア機能
すると、紫外線や花粉・ホコリなどの外部刺激に反応しやすくなり、肌トラブルが起こりやすくなるのです。

また、乾燥によって肌のターンオーバーが乱れてしまい、古い角質細胞が自然に剥がれずに厚く積もり、肌表面に当たった光をきれいに反射できずに肌色が暗くなってしまいます。さらには肌内部の弾力も失われて、毛穴やシワが目立つようになるのです。

【乾燥によるくすみ対策】

①保湿を重視したスキンケアを心掛ける。
②洗浄力の強い洗顔料で洗いすぎたり、手やタオルで肌をこすったりしないようにする。
③エアコンが直接当たらないようにする。
④紫外線対策を毎日欠かさないようにする。

【肌くすみの原因3.糖化】

30代以降から悩む方が増えるくすみで、該当者が多くなるのが「糖化による黄ぐすみ」です。「血行不良や乾燥によるくすみとは違うかも……」と思われるなら、糖化の可能性が考えられます。

■当てはまる特徴
・以前よりも肌が黄色(または茶色)っぽくくすんでいる。
・白米やパスタなどの炭水化物の摂取量が多い。
・ジャンクフードや甘い飲食物の摂取量が多い。
・野菜をあまり食べない。
・喫煙している。

黄ぐすみ改善方法
活性酸素による酸化は「身体のサビ」と呼ばれますが、糖化は「身体のコゲ」と呼ばれる老化要因のひとつ。食べ物から摂取した糖質が体内のタンパク質と結合・変化して、「AGEs(糖化最終生成物)」が生成される現象が糖化です。

この糖化によって生まれるAGEsという物質が黄褐色であり、この物質が増えることで肌表面まで黄色くくすんでしまうため、「黄ぐすみ=糖化が原因」となるのです!

ではなぜ、糖化は「身体のコゲ」と呼ばれるのでしょうか。その理由は、よくホットケーキに例えられます。

ホットケーキを作る際、牛乳・卵(=タンパク質)と砂糖(=糖質)を混ぜて焼くと、こんがりとコゲて茶褐色になりますよね。このコゲた反応こそが糖化(別名「メイラード反応」)であり、同様の反応が体内で起こっていると言えるからです。

さらにこの糖化は、肌を黄色くくすませるだけではありません。そこで次に、糖化による肌へのダメージについて見ていきましょう。

黄ぐすみとたるみは同時に起こる!?

先述したAGEs(糖化最終生成物)は、真皮層に存在するタンパク質の一種であるコラーゲンやエラスチンと結合し、そのまま体内に蓄積されます。

実はAGEsは、強い毒性を持つ活性酸素と同じく、細胞を老化させる「老化促進物質」です。

そのため、AGEsと結合したコラーゲンやエラスチンなどの機能は、老化によって衰えたり、数自体が減少したりすることに。

コラーゲンやエラスチンは肌のハリ・弾力を司っているため、機能が衰えると必然的に肌を内部から支えるハリがなくなり、肌表面にはシワやたるみが発生してしまうのです。

老化によるシワができる肌構造
また、肌表面の表皮においても糖化は進み、細胞機能が衰えることで水分保持力が落ちてしまいます。すると、肌のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下し、血行不良や乾燥によるくすみと同じく、肌荒れまでも引き起こしてしまうことに。

黄ぐすみ改善方法
そのため、すでに糖化によって黄ぐすみ肌になっているのなら、たるみ・シワをはじめとした様々な肌トラブルもまた、同時に進行していると考えられるのです!

糖化による黄ぐすみ予防・改善対策

では、糖化による黄ぐすみ対策には、どうすればよいのでしょうか。

【黄ぐすみ対策1.食生活の見直し】

まずは、糖質過多になりがちな食生活から見直してみましょう。糖質の多い炭水化物や甘い飲食物は控えるようにしてください。

また、食事をする時は、血糖値を急激に上げないように、最初にGI値の低い野菜から食べるようにしましょう。というのも、血糖値が急激に上がると体内で糖の処理ができないために、糖質とタンパク質が結合してAGEsが生成されてしまうからです。

そのため、野菜の次に肉類などのタンパク質、最後にごはんなどの炭水化物を食べるのが、血糖値を上げない、つまりはAGEsが生成されにくい理想的な食事の順番なのです。

■低GI値の食材についてはこちらの記事で紹介しています。
『ダイエットに効果的な食事内容は?GI値を意識して無理なくすっきりボディラインを叶えましょう!』

【黄ぐすみ対策2.保湿ケア】

スキンケアによる保湿やエイジングケアもまた、黄ぐすみを予防・改善対策として欠かせません!

というのも、肌が十分に保湿されていなければ肌のターンオーバーが滞るため、すでに糖化し衰えた肌細胞をスムーズに外へ排出できなくなるからです。

また、肌が乾燥していると、肌は皮脂を過剰分泌することでバリア機能を補おうとします。すると、その過剰な皮脂によって大人ニキビや炎症などのトラブルが起こりやすくなり、ますます肌老化の悪循環に陥ることに。

そこで、黄ぐすみをはじめとしたエイジングサインを防ぐには、まずは保湿を第一にしましょう。

【黄ぐすみ対策3.エイジングケア】

さらに重要なのが、糖化によって衰えたコラーゲンなど肌内部に働きかけるエイジングケア成分です。

先述したように糖化は黄ぐすみだけでなく、たるみなどの老化の要因でもあります。そのため、抗糖化作用のあるエイジングケア成分をスキンケアでしっかりと肌に届けるようにしましょう。

■抗糖化作用のあるエイジングケア成分例
・成長因子(EGF、FGFなど)
・ビタミンC誘導体
・シャクヤクエキス
コウジ酸

身体の内側・外側から毎日ケアをすることで老化を引き起こす糖化を抑えて、年齢に負けないくすみ知らずの肌を目指しましょう。

トリプル効果で全身キレイを叶える入浴

糖化が肌に悪いと分かっていても、黄ぐすみ・たるみ・シワなどのエイジングサインは、もう自分ではどうにもできないと諦めていませんか?

どんなスキンケアアイテムを使っても思うように変化が感じられなかったあなたにこそおすすめしたいのが、全身キレイを叶える入浴です!

毎日シャワーじゃもったいない! しっかり湯船につかってクリアお肌をつくりましょう。

入浴時のおすすめアイテムが、『水素×炭酸×エプソムソルト』のトリプル効果で、毎日の入浴をビューティタイムに変える入浴料「リコプロ クリアバスパウダー」。

リコプロボディケア クリアバスパウダー商品
・商品名:リコプロボディケア クリアバスパウダー
・価格:8,250円(税込、10包入)

『炭酸』効果と硫酸マグネシウムからなるミネラル豊富な『エプソムソルト』が、不足しがちなミネラルを補いながら血行を促進! 発汗やデトックス効果も高く、入浴後もぽかぽかが持続します。

また、『水素』には悪玉活性酸素と結びつき無害な水に変える抗酸化作用の他、糖化を抑え、AGEsの蓄積も防げる効果があると言われています。

この他、美人の湯として温泉などでも使われる『炭酸水素ナトリウム(重曹)』や『セラミド』を配合し、入浴後にはお肌がつるつるすべすべ。保湿力の高さも魅力です。

さらに『シリカ』まで配合し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを結び付けて肌のハリや弾力を維持し、潤いを保ちます。

そう、入浴に「クリアバスパウダー」をプラスするだけで、黄ぐすみやたるみの原因となる【血行不良】【乾燥】【糖化】にアプローチしてくれるんです!

全身浸かれば、髪までしっとりつるつるになりますよ。

ぜひあなたのお肌で試してみてくださいね。

クリアバスパウダーバナ―画像

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