目の下のたるみの原因とセルフケア方法!眼輪筋エクササイズと血流ケアですっきり目元に

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年齢を重ねるほど気になる顔のパーツに、「目元」を挙げる方は少なくありません。特に目の下のたるみは、実年齢よりも老けてみえやすく、疲れているように思われることも。

目元のたるみは加齢だけが原因ではありません。そのため、「まだ年齢サインを気にしなくても大丈夫」と油断していると、気づいたときには目のたるみが目立つようになっていることがあります。

そこでここでは、目の下のたるみが目立つようになる主な原因とセルフ対処方法をご説明します。

目の下のたるみの主な原因

まずは、目の下のたるみができやすい、目立ちやすくなる主な原因について見ていきましょう。

目の下のたるみの主な原因

【原因1.肌の弾力低下】

肌は、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」の層が重なってできています。そして表皮の一番上にある「角層」表面は、皮脂と汗から作られる皮脂膜で覆われています。

これら皮脂膜と角層が健やかな状態の場合、バリア機能によって外的刺激は侵入しにくく、肌内部の水分は蒸発しにくくなっています。

また表皮では、肌の細胞の生まれ変わり「ターンオーバー」が行われ、真皮ではコラーゲンやエラスチン、保水成分のヒアルロン酸が肌にハリ・弾力、潤いを与えています。

ターンオーバーの日数

ですが、残念ながら加齢や摩擦、保湿不足、栄養不足などによってバリア機能が衰えたり、皮膚自体が薄くなったりすることから、乾燥や外部刺激によるダメージが肌内部に侵入しやすくなることに。

すると、ターンオーバーが乱れて表皮の細胞がさらにもろくなったり、真皮のコラーゲンやエラスチンの機能が衰えたり減少したりしてしまうのです。
 
真皮のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸とシワの関係

もともと目元の皮膚は、顔の皮膚の中でも表皮・真皮ともに一番薄く、表皮と真皮を合わせても約0.6㎜の厚さです。身体全体の皮膚の厚さの平均は約2㎜のため、目元部分は1/3~1/4の厚さしかありません。

さらに目元の皮膚には、皮脂を分泌する皮脂腺が少ないため、バリア機能に欠かせない皮脂膜を作りにくい特徴があります。つまり、目元は他の部位と比較しても乾燥しやすくダメージを受けやすいのです。

その上、先述したように加齢や摩擦、保湿不足、栄養不足など、様々な要因によって肌本体のバリア機能が衰えると、肌内部ではダメージが進行。結果として、シワやたるみが目立つようになります。

【原因2.眼輪筋の筋力低下】

目の周りには、「眼輪筋(がんりんきん)」と呼ばれる筋肉がドーナツ状に眼球を取り囲んでいます。

表情筋の構造
そして眼輪筋の内側には、眼球に加わる衝撃を緩和するクッションのような働きをする「眼窩脂肪」という脂肪が存在します。

眼輪筋の筋力がある場合、眼窩脂肪は眼輪筋によって押し留められるため、前には出てきません。

しかし、加齢や眼精疲労、まばたきの減少などによって眼輪筋の筋力が低下している、脂肪を押さえる力が足りないため、眼窩脂肪は前へと突き出してしまい、目の下のたるみとして肌表面に現れます。

ちなみに、パソコンやスマートフォンなどの長時間利用で眼精疲労になるのは、眼輪筋の緊張状態が続いて硬くなっているため。すると、目元周辺の血行不良まで招いてしまいます。

血行不良になると、目元の肌細胞に血中の酸素や栄養素が運ばれにくくなり、排出されるべき老廃物は留まってしまいます。その結果、目元の肌のターンオーバーが乱れて、たるみだけではなく、クマやシワ・くすみなどの肌トラブルが起きやすくなります。

【原因3.睡眠不足】

睡眠中、成長ホルモンが分泌されることで肌や筋肉のダメージなどが修復されたり、ホルモンバランスが整ったりします。

しかし睡眠不足によってこれらのダメージ改善機能がうまく働かなくなると、先述した【原因1】【原因2】が合わさり、目の下のたるみが目立ちやすくなります。

また、睡眠不足はストレスを引き起こし、血行が悪くなることで、目の下のたるみをはじめとした肌トラブルがさらに悪化することもあります。

【原因4.遺伝的要素】

家族に目の下のたるみが目立つ傾向がある場合、遺伝的な要素(目の周りの筋肉や皮膚の構造)が影響している可能性があります。

目の下のたるみ
残念ながら遺伝的な要素はコントロールできませんが、生活習慣の改善やスキンケアで、目の下のたるみをできる限り目立たなくすることはできます。

目の下のたるみのセルフ対処方法

目の下のたるみの主な原因を踏まえて、自分でできるたるみ対処方法を見ていきましょう。

【肌の弾力低下の対処方法】

肌の弾力低下が気になる場合、スキンケアで肌のバリア機能が正常に働くようにターンオーバーの乱れを整えることが重要です。

そのためには、肌に潤いを与える保湿成分配合のスキンケアアイテムで保湿ケアをし、さらに目の下のたるみにアプローチする、ハリを与える美容成分が配合されているスキンケアアイテムを選びましょう。

また、紫外線対策を一年中徹底することで、紫外線による肌ダメージを蓄積させないようにしましょう。

目の下のたるみのセルフ対処方法

【眼輪筋の筋力低下の対処方法】 

眼輪筋の衰えが気になる場合、身体の筋肉と同じく、目元のマッサージで固まった筋肉をほぐし、エクササイズで筋力低下を予防しましょう。

【眼輪筋マッサージ】

※事前にフェイスクリームやオイルなどを必ず塗布し、肌に摩擦を与えないようにしましょう。

①右手の人差し指・中指・薬指を揃えて、眉間から右のこめかみに向かって3回優しく撫でます。
②反対側も同様に3回優しく撫でます。
③右手の薬指で、右目の上まぶたの目頭からこめかみに向かって3回優しく撫でます。
④反対側も同様に3回優しく撫でます。
⑤右手の人差し指・中指・薬指を揃えて、右目の下からこめかみに向かって3回優しく撫でます。
⑥反対側も同様に3回優しく撫でます。

まぶたのむくみを取るマッサージ

眼輪筋エクササイズ】

①両目を思い切りギュッとつぶります。5秒間キープ。
②両目を思い切り大きく開きます。5秒間キープ。
③顔は正面を向いたまま、眼球だけで上を見ます。3秒キープ。
④顔は正面を向いたまま、眼球だけで右を見ます。3秒キープ。
⑤顔は正面を向いたまま、眼球だけで下を見ます。3秒キープ。
⑥顔は正面を向いたまま、眼球だけで左を見ます。3秒キープ。

以上を1セット×5回連続で行います。

【下まぶたの眼輪筋エクササイズ】

※慣れないうちは、鏡を見ながら行いましょう。
①左手の中指と人差し指で、左目の上まぶたを軽く押さえます。
※眼球を押さえないようにご注意ください。
②右手の中指と人差し指で、左目の下まぶたを軽く押さえます。
③両手で上下のまぶたを押さえたまま、下まぶたの筋肉を使い、下まぶただけ動かして目を細めます。

5秒×10回を、左右の目で行いましょう。

また、パソコン・スマートフォンの長時間利用などによって眼精疲労による血行不良が気になる方は、以下のケア方法もおすすめです。

【温冷ケア】

ホットタオルと冷水によって、血管の拡張と縮小を短時間で繰り返すことで、血行不良が改善されます。

ホットタオルの作り方■
①清潔なフェイルタオルを水やお湯で濡らし、軽く絞ります。
②タオルをおしぼりのようにロール状にします。
③電子レンジで加熱します(目安:500Wで1分~1分半)。
④やけどをしない程度の熱さになるまで冷まします。

まぶたのむくみを取る方法

ホットタオルをまぶたに乗せて、1~2分程度温めます。その後、冷水で目元を冷やします(冷水に浸した別のタオルを乗せる方法でもOKです)。この温冷ケアを1セット3回程度繰り返しましょう。

【生活習慣についての対処方法】

良質な睡眠、栄養バランスの良い食事、適度な運動を心がけることで、血行不良が改善されたり、肌のダメージが軽減されたりするため、目の下のたるみも目立ちにくくなると期待できます。

健やかな肌づくりに欠かせない主な栄養素は以下のとおりです。

ビタミン類が摂取できる食材例
ビタミンB2 食材例:レバー、ウナギ、青魚、アーモンド、納豆、卵など
ビタミンB6 食材例:豚肉、ウナギ、海苔、豆類など
ビタミンA 食材例:レバー、ウナギ、イクラ、卵(卵黄)、ニンジン、カボチャ、モロヘイヤ、ニラなど
ビタミンC 食材例:赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、イチゴ、柑橘類、キャベツ、トマト、ジャガイモ、サツマイモなど
ビタミンE 食材例:アーモンド、落花生、ウナギ、モロヘイヤ、カボチャ、アボガド、ヒマワリ油など
タンパク質(アミノ酸) 食材例:肉類、魚介類、卵、大豆、大豆製品、乳製品など

目の下のたるみは毎日のケアがポイントに!

目の下のたるみは、加齢だけが原因ではありません。また、目立つようになってからでは、直ぐにセルフで薄くなる、ということも難しいといえるでしょう。

そのため、まだそれほどたるみが目立っていない方もすでに気になっている方も、今日から目元のスキンケアや眼輪筋マッサージ・エクササイズを習慣化することをおすすめします。

また、目元に負担をかけるような生活習慣も見直すことで、身体の内側からも健やかな目元を作りましょう!

眼輪筋ケアにおすすめの美容クリーム

眼輪筋マッサージ・エクササイズの際に、顔の筋肉「表情筋」にまで働きかける美容クリームがあれば一石二鳥。そこでおすすめなのが、「筋肉」に着目して開発されたフェイスクリーム「FORMA コルセットクリーム」です!

FORMAコルセットクリーム
・商品名:フォルマ コルセットクリーム(FORMA CORSET CREAM)
・内容量:30g
・価格:10,890円(税込)

FORMA コルセットクリーム」が筋肉にまでアプローチできる理由は、「塗るだけで有酸素運動をした時と同じような作用が起こる」と世界的に評価されている「アクティジム」という有効成分を推奨濃度まで配合しているため。

マッサージをプラスすれば、さらに目周りの筋肉がほぐれやすくなります。


※コルセットクリームを使用したおすすめの公式マッサージ動画

FORMA コルセットクリーム」をおすすめしたい理由は、表情筋ケアだけではありません。たるみの主な原因でお伝えした通り、その要因には「バリア機能の低下」「血行不良」「真皮の衰えによる弾力低下」など、複数の原因が挙げられます。

これら全てを網羅するよう「筋肉」「表皮」「真皮」「血行」、それぞれに現れる年齢サインに着目し開発されたリンクルケアクリームなんです。

肌本来が持つ潤い成分の働きを高める混合アミノ酸成分「P.P.A.A」、肌のハリを支え、引き締まった輪郭をつくる「シルタリス」、植物由来の血流サポート成分「グルコシルヘスペリジン」に、むくみにアプローチする「キュアパッション」など。

肌のハリ・弾力をサポートするような厳選された高機能エイジングケア成分が配合されており、毎日のスキンケアでうれしい変化が期待できます!

フォルマ コルセットクリーム_シワ・たるみの 4大原因に注目
マッサージと併せることで、筋肉をほぐして血行を良くし、お肌のハリ・潤い不足にまで対応してくれる「FORMA コルセットクリーム」。気になるシワ・たるみから、むくみや毛穴にまで多角的にアプローチ。

目元だけでなく、顔全体や首の筋肉とお肌のケアにもおすすめの注目クリームです!

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スペシャルな炭酸パックでクリアな肌へ

「炭酸パック」とは、炭酸ガス(二酸化炭素)を水に溶け込ませることで、肌に塗布しやすく作られている美容パックのこと。

炭素パックを肌に密着させると炭酸ガスが血中に入ることで血管が膨張し、血行が促進されます。すると、血流に乗って酸素や栄養が肌細胞に行き渡り、余分な水分・老廃物は回収されるので、ハリやツヤなど肌の健やかさのポイントになるターンオーバーが整うと期待できます。

このような美肌作用が期待できる炭酸パックのなかでも、おすすめなのが「リコプロフェイスケア ジェリーパック プレミア」。

リコプロフェイスケア ジェリーパック プレミア

商品名:リコプロフェイスケア ジェリーパック プレミア
価格:11,880円(税込、10包入)

リコプロフェイスケア ジェリーパック プレミア」は、オリジナル製法“天然ゲルネット構造”によって、炭酸ガスの効果を最大限に引き出しながら肌の上で長時間キープ。

だから20分後でも、通常の炭酸パックの1.5倍~2倍という高い炭酸濃度を実現! パックしてる間、ずっと炭酸ガスが肌に働きかけ、血流をスムーズにしてターンオーバーを整えてくれると注目のスペシャルアイテムです!

リコプロフェイスケア ジェリーパック プレミア
また、炭酸のタンパク質吸着効果で古い角質や余分な皮脂などを除去。角栓を出来にくくして、毛穴が目立ちにくい肌へと導きます。


※ジェリーパックプレミアの使い方動画

その他、高保湿美容成分プロテオグリカン、ハリ・弾力サポート成分EGF、肌バリア機能のあるセラミド、9種の美肌を作る植物エキス配合。炭酸ガスの血行促進美容成分が潤いのあるハリ肌に導く、まさにスペシャルなアイテムです!

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