気になる顔のシワの中でも、見た目年齢に大きく影響するシワのひとつに「ゴルゴ線(ゴルゴライン)」があります。
ゴルゴ線とは、目頭の下から頬の中央に向かって弧を描く線のこと。顔の目立つ箇所にあるため、消したい・薄くしたいと悩んでいる方は少なくありません!
そこでここではゴルゴ線に注目し、ゴルゴ線ができる原因と予防・改善方法についてご紹介します。
Contents
ゴルゴ線とは
先述したように、ゴルゴ線とは、両方の目頭の下から頬の中央に向かって(八の字のように)斜めに弧を描く線・溝のことを指します。
マンガ『ゴルゴ13』の主人公の顔に描かれているラインと似ているため、通称「ゴルゴ線(ゴルゴライン)」と呼ばれますが、医学用語では特徴そのままに「ミッドチークグルーヴ」(「頬中央の溝」という意味)と言います。
ほうれい線やマリオネットライン(口元のシワ)などと並び、老けて見えたり疲れて見えたりするラインとして受け止められていますが、比較的若い年齢の方でも目立つことがあります。
というのも、ゴルゴ線とは、顔にある靭帯の境目が肌表面に現れている状態のため。
靭帯と聞くと、足の関節などのイメージが強いかもしれません。ですが、顔にも複数の靭帯(リガメント)があり、これらの顔靭帯が皮膚や脂肪、表情筋を支えて骨につなぎとめているのです。
このような役割を持つ靭帯は、当然ながらどの人にも年齢に関わらず存在します。そして、肌の状態や骨格、表情筋や脂肪の付き方などによって、年齢に関わらず、靭帯によって作られる溝「ゴルゴ線」が肌表面に見えやすくなることがあるのです。
なお、目の下のクマと混同されることもありますが、その場合はクマの中でも「黒クマ」が当てはまります。なぜなら、黒クマの原因は皮膚のたるみによる溝・影のため。
なお、青クマは「毛細血管が透けて青く見える」、茶クマは「色素沈着している」のが原因のため、(以下に説明する)ゴルゴ線の原因とは根本的に異なるため、これらは当てはまりません。
■クマの種類と原因、対策方法についてはこちら
『目の下のクマは3種類!原因別の改善対策ですっきり目元を手に入れる方法』
ゴルゴ線が目立つ主な原因
次に、ゴルゴ線が目立つ主な原因について見ていきましょう。
【原因1.肌のハリの低下】
肌のハリ・弾力が衰えたことによるたるみによって、ゴルゴ線が目立つようになります。
先述したように、ゴルゴ線の正体である靭帯は、肌を適切に骨につなぎとめています。
ですが、加齢や紫外線や乾燥などの外的ダメージ、ストレス、睡眠不足、栄養不足などによって、肌内部のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の機能が衰えたり減少したりすると、肌のハリ・弾力が衰えてたるんだ状態に。
すると、肌は重力に引っ張られて下垂し、靭帯では支えきれずに、靭帯のラインに沿ってたるみの影がでてしまうのです。
【原因2.表情筋の衰え】
肌と同じく、表情筋も靭帯によって支えられています。ですが加齢以外にも、普段あまり表情を動かさないでいると、表情筋が衰えて下垂してしまうことに。
すると、表情筋に繋がっている皮膚や脂肪までもあわせて下垂してしまいます。さらに、表情筋の衰えは血行不良も招くため、老廃物や水分が溜まりやすくなり、余計にゴルゴ線が目立つことに。
また、老廃物や水分によってむくみやすくなることにより、結果的にたるみが加速されてさらにゴルゴ線が深くなります。
つまり、皮膚や筋肉がたるむことで、ゴルゴ線は目立ちやすくなってしまうのです。
ゴルゴ線予防・改善のセルフケア方法
ゴルゴ線の主な原因が分かったところで、誰もが目立ちやすくなるリスクのあるゴルゴ線への対策を見ていきましょう。
【肌のハリを取り戻すスキンケア】
肌のハリ・弾力をキープ・取り戻すためには、毎日のスキンケアの見直しが重要です。
ゴルゴ線の原因である肌のたるみは、「加齢」「紫外線ダメージ」「乾燥」から引き起こされます。
これらの条件が組み合わさることで、肌のハリ・弾力を司る真皮層のコラーゲンやエラスチン、保湿力のあるヒアルロン酸の機能が衰えたり減少したりし、結果的に肌表面がたるんで影ができてしまうからです。
そのため、スキンケアでは基本として保湿ケアを重視して、肌表面のバリア機能を高めて紫外線などの外的ダメージの侵入を防ぎ、さらに肌のコラーゲンやエラスチンなどにアプローチして肌のハリを取り戻すように心がけましょう。
【表情筋を鍛えるトレーニング】
表情筋は意識的に動かさないと、加齢とともに衰えてしまいます。
また最近では、PC・スマートフォンの長時間操作や動画視聴、マスク着用などで表情筋をあまり動かさないライフスタイルが一般化しているため、早い段階で表情筋トレーニングの習慣づけをおすすめします。
ゴルゴ線対策におすすめの表情筋トレーニングを、以下に挙げます。
【(準備)顔ほぐしトレーニング】
①片目をつぶります。
②つぶった片目のほうの頬と口角を、つぶった目にできるだけ近づけます。5秒キープします。
③元に戻します。
④反対側も同様に行います。
※口を閉じた状態では難しい場合は、慣れるまで口を開けてもOKです。
①~④を1セットにして、3~5回繰り返します。朝晩行いましょう。
【目周りトレーニング】
①左手の人差し指で、左の眉毛の下を押さえて、左目の上まぶたを固定します。
②左目の下まぶただけで目を閉じる動作を、10回繰り返します。
③反対側も同様に行います。
④左手の人差し指と中指で、左目の目尻を押さえます。
⑤目をできるだけ大きく開いてからギュッと閉じる、を10回繰り返します。
⑥反対側も同様に行います。
【顔全体トレーニング】
①真上を向きます。
②下唇を上に向けて突き出します。
③首筋が伸びているのを意識しながら、10秒キープします。
④下唇と共に上唇も突き出します。
⑤首筋が伸びているのを意識しながら、10秒キープします。
⑥ゆっくりと顔を正面に戻します。
⑦真上を向きます。
⑧口を横に開いて「イー」の形にします。5秒キープします。
⑨舌を思いっきり突き出します。5秒キープします。
⑩ゆっくりと顔を正面に戻します。
1日数回いつでも行いましょう。
【健やかな生活習慣】
健康的でハリのある肌や重力に負けない表情筋づくりには、巡りをよくする生活習慣も欠かせません。
入浴時には湯船に浸かって身体を温めたり、適度な運動をして血行を促進したりしましょう。また、良質な睡眠で肌のターンオーバーを整えたり、栄養バランスのよい食生活を送ったりすることも若々しい肌をキープするポイントです。
ゴルゴ線をはじめとしたエイジングサインの予防改善のために、潤いのある健やかな肌を内側からも作るようにしましょう。
表情筋ケアにおすすめな高機能クリーム
シワや乾燥などの肌トラブルケアから、衰えた筋肉のケアまで1本でカバー。
スキンケアしながら表情筋ケアまでできるリンクルケアクリーム「フォルマ コルセットクリーム」なら、ゴルゴ線にもアプローチ!
・商品名:フォルマ コルセットクリーム(FORMA CORSET CREAM)
・内容量:30g
・価格:10,890円(税込)
女性の美しいフォルム作りを追求するプロフェッショナルブランド「FORMA」発のリンクルケアクリーム「フォルマ コルセットクリーム」は、その選び抜かれた成分が人気の秘密。
たとえば、「塗るだけで有酸素運動をした時と同じような作用が起こる」と世界的に評価されている成分「アクティジム」。塗るだけで衰えた表情筋にアプローチし、たるみの元になる余分な脂肪ケアまで期待できる成分です!
さらに注目は、「シルタリス」という成分。この成分は、筋肉にアプローチして、さらに肌のキメ・潤い・ハリ感を高める作用が期待できます。
また、混合アミノ酸成分「P.P.A.A」は、肌のハリ・弾力に欠かせないコラーゲンなどの働きをサポート。たるみが気にならないハリ肌へと導きます。
その上、血行にアプローチする「グルコシルヘスペリジン」が、血行不良によるむくみやたるみをケア。
厳選された複数の美容成分が筋肉と肌の両方にアプローチする「FORMA コルセットクリーム」。
美容のプロがとことんこだわって開発した「FORMA」発想のリンクルケアクリームなら、毎日のスキンケアでうれしい変化を実感できますよ。
この他、日頃のUVケアもゴルゴ線の予防改善には欠かせません。
まずは日々の習慣と毎日のお手入れで、ハリのあるふっくら肌を状態がキープしていきましょ。
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