年々気になる肌悩みのひとつに挙がる「まぶたのくすみ」。まぶたがくすんでいると、疲れて見えたり見た目年齢が上に見られてしまったりと、顔全体の印象まで左右することも!
そんなスキンケアのなかでも重視したい目元周りのくすみは、そもそもなぜ起きてしまうのでしょうか。
そこでここでは、まずはまぶたのくすみの原因を解説。その後、まぶたのくすみケア方法や予防対策についてご紹介します。
Contents
まぶたのくすみの原因
まぶたのくすみには様々な要因がありますが、特に代表的なものとして「乾燥」「血行不良」「色素沈着」が挙げられます。
【乾燥】
まぶたの皮膚は、体の中でも特に薄い部分の一つで、厚さは約0.5mm程度。たとえば顔や手のひらの皮膚が1~2mm程度のため、まぶたの皮膚が非常に薄いことがよく分かります。
そのため、まぶたの皮膚は外部環境や内部要因からの影響を受けやすく、また皮脂腺も少ないため、身体のパーツの中でも特に乾燥しやすい部位なのです。
肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れます。新陳代謝が乱れると、本来はアカとなって剥がれるはずの古い角質細胞が表面に残りやすくなり、それがくすみの原因となります。
また、肌がしっかりと潤っている状態では、表面が滑らかで光を均等に反射するため、肌は明るく透明感があります。乾燥によって肌表面が粗くなると、光の反射が乱れ、肌がくすんで見えるようになります。
【血行不良】
まぶた周辺は多くの毛細血管が集まっています。そしてこれらの血管が皮膚や筋肉、その他の組織に酸素や栄養素を供給しています。
そのため、まぶた周辺の血行が悪くなると、皮膚細胞への酸素や栄養素の供給が十分でなくなります。酸素や栄養素が不足すると、皮膚細胞は健康な状態を維持できず、くすんだ色味になってしまうのです。
さらに、長期的な血行不良によって肌弾力を担うコラーゲンやエラスチンの生成が減少すると、ハリ・弾力が失われることに。すると透明感がなくなり、くすんでみえる原因になります。
【色素沈着】
紫外線や摩擦、炎症などで肌にダメージが起こると、肌はこれを防ぐためにメラニン色素を過剰に生成します。このメラニン色素がうまく排出されずに蓄積されると、肌は暗くくすんで見えるようになります。
さらに、メラニン色素が沈着している箇所では、光の反射が不均等になります。その結果、肌全体がくすんで見える可能性が高まるのです。
まぶたのくすみの症状と注意点
まぶたがくすんでくると、徐々にまぶたの色が以前よりも暗く沈んだ色味になります。このような肌の色の変化は、特に明るい光下や自然光でよく目立つため、外出先で見るとアイシャドウの色味が思っていたのと違う……、ということも。
次に、まぶたの肌のテクスチャーも変わる場合があります。健康な皮膚は滑らかで弾力がありますが、くすみが生じるとその表面がザラザラとした感触になることもあるのです。
さらに、まぶたのくすみは他の肌トラブルやエイジングサインとも関連することがあります。例えば、乾燥やたるみ、炎症、細かいしわなどがくすみの症状と一緒に見られることは珍しくありません。
そのため、まぶたのくすみに少しでも気づいたら、早めのケアが必要です。
まぶたのくすみケア方法
では次に、まぶたのくすみの各原因に対処するためのケア方法を見ていきましょう。
【乾燥対策】
乾燥でまぶたがくすみやすいということは、顔全体が乾燥しているとも考えられます。そのため顔全体の保湿を心がけましょう。
①保湿成分をチェック
スキンケア製品を選ぶ際は、高保湿成分を含むものを選びましょう。具体的には、ヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、またヒアルロン酸の約1.3倍の保水力があると注目のプロテオグリカンなどの保湿成分がおすすめです。
②スキンケアの適切な使用
洗顔後は乾燥しやすいため、すぐにスキンケアを行います。
化粧水で水分を与えて肌を整えた後、美容液や乳液またはクリームを順に使用することで、水分と油分のバランスを整えて潤いを肌に閉じ込めましょう。
また、まぶたの乾燥が気になる時は、さらにクリームを重ね付けてしてしっかりと潤いを与えるのがおすすめです。
③頻度とタイミング
朝と夜、一日2回スキンケアを行いましょう。特に夜は、就寝中に肌が修復される大切な時間帯のため、しっかりと保湿を行うことが重要です。
【血行不良対策】
目元の血行不良によるくすみには、滞った血行を促すケアが欠かせません。
①目元のマッサージ
肌に摩擦を与えないように、またマッサージと同時にスキンケアもできるように、美容液やフェイスオイルを少量手に取り、目元からこめかみ、さらに額に向かって円を描くように優しくマッサージします。
1回あたり約3〜5分程度を目安に行いましょう。
【ホットタオル温冷ケアもおすすめ】
血行不良をスムーズにするために、ホットタオルを活用するのもおすすめです。
■ホットタオルの作り方■
①清潔なフェイルタオルを水やお湯で濡らし、軽く絞ります。
②タオルをおしぼりのようにロール状にします。
③電子レンジで加熱します(目安:500Wで1分~1分半)。
④やけどをしない程度の熱さになるまで冷まします。※いきなり顔に乗せないようにご注意ください。
ホットタオルを顔全体に乗せて、1~2分程度温めます。その後、冷水で顔を冷やします(冷水に浸した別のタオルを乗せてもOK)。
この温冷ケアを1セット3回程度繰り返しましょう。血管の拡張と縮小を短時間で繰り返すことで、血行不良が改善されます。
②適度な運動
ウォーキングなどの有酸素運動やストレッチは、全身の血行を良くする効果があります。運動不足で血行不良になりがちな場合、週に3〜4回、20〜30分程度の運動を心掛けましょう。
③生活習慣の見直し
スマートフォンやPCなどの長時間使用や運動不足は、血行不良を引き起こす可能性があります。定期的に休憩を取り、短いストレッチや散歩を挟むことで、血行不良予防と改善が期待できます。
これらの方法を日常に取り入れることで、まぶた周りだけでなく顔全体の血行が改善し、くすみ悩みも軽減されます。
【色素沈着対策】
紫外線や肌への摩擦、炎症などでメラニン色素が過剰に生成されないように、色素沈着を解消、または防ぐ方法を以下に挙げます。
①紫外線対策
紫外線はメラニン色素の生成を促す大きな要因です。そのため、季節や天候に関わらず普段から日焼け止めを使用し、2〜3時間おきに塗り直すことも徹底しましょう。
②美容成分をプラス
色素沈着をケアする成分を含む美容液を、いつものスキンケアにプラスしましょう。おすすめの美容成分の代表例は、ビタミンC、ナイアシンアミド、ダイズ種子エキスなどです。
③適切なクレンジングと保湿
スキンケア時の摩擦や刺激が色素沈着を悪化させる可能性があります。そのため、たとえばクレンジングは、肌に優しくメイクや汚れはきちんと落ちるアイテムを選びましょう。
また、保湿系のスキンケアアイテムで皮膚のバリア機能を高めることで、炎症や摩擦からくる色素沈着を予防することもおすすめです。
以上のような対策を総合的に行うことで、まぶたのくすみをケアできると期待できます。
血行不良・摩擦ダメージもケアする高保湿クリーム
毎日のスキンケアで、バリア力を高めてトラブルに負けない潤い肌をつくるケアをしましょう。
そこで注目したいのが、美容成分「植物幹細胞エキス」。この元となる植物は、過酷な環境下でも強く生き抜く生命力を持っています。そんな生命力あふれる植物の幹細胞を培養して得られた植物幹細胞エキスには、外的ダメージで傷ついた細胞にアプローチすると期待できるのです。
そんな植物幹細胞エキスが3種も配合されており、紫外線・炎症・酸化から肌をサポートしてくれるのが、「リコプロフェイスケア インプルーヴ ディープクリーム リペアC」。
・商品名:リコプロフェイスケア インプルーヴ ディープクリーム リペアC
・容量:30g
・価格:12,100円(税込)
「ディープクリーム リペアC」には、高保湿成分「プロテオグリカン」も配合。プロテオグリカンが角質層まで浸透し、肌の奥からしっかりと潤いを与えます。このプロテオグリカンは、ヒアルロン酸よりも約1.3倍の保水力を有し、コラーゲンやエラスチンへのサポートも期待できるのです!
さらに、紫外線や環境ダメージから肌を守る「ビフィズス菌培養解質」や、肌にハリ・ツヤを与える「ナイアシンアミド」も配合。これにより、未来の肌トラブルまで考慮したケアが期待できます。
特にナイアシンアミドは、メラニン生成や肌の弾力やコラーゲン生成にもアプローチします。
また、「ディープクリーム リペアC」は独自のリポソームカプセル技術を使用しており、保湿型ビタミンC誘導体を効率よく肌に届けます。これにより、美肌成分が角質層まで浸透し、より高い効果を発揮。
さらに、ダイズ種子エキス、ザクロ花エキスなど、肌にハリと弾力、透明感を与える成分も豊富に含まれています。
特に季節の変わり目や紫外線が強い時期には、このような全方位で働くスキンケアアイテムがくすみケアに重要です。
植物幹細胞エキスをはじめとした美肌成分が豊富に配合された「リコプロフェイスケア インプルーヴ ディープクリーム リペアC」で、潤い満ちる理想の肌を手に入れましょう。
プラスワンの新型ビタミンC誘導体配合美容液
ビタミンCと保湿成分グリセリンを組み合わせた新型ビタミンC誘導体配合美容液「リコプロフェイスケア C20ルーセント EX」なら、気になるくすみ・乾燥対策も1本でおまかせ!
・商品名:リコプロフェイスケア C20ルーセント EX
・容量:20mL
・価格:10,890円(税込)
「リコプロフェイスケア C20ルーセント EX」の特長は、新型ビタミンC誘導体「ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸」を20%も高濃度で配合している点。
メラニン生成の元となる「チロシナーゼ」にアプローチして、さらにはメラニンが肌表面に現れるのを防ぐ、シミ予防作用が期待できる注目成分です!
また、ビタミンCは通常、空気や水に触れると酸化しやすい成分。ですが、「リコプロフェイスケア C20ルーセント EX」に含まれる新型ビタミンC誘導体は、肌の酵素と反応して初めてビタミンCの効果を発揮するため、成分が確実に肌の奥まで届きます(角質層まで)。
酸化しにくい処方なので、朝晩の一日2回としっかりケアできるのも、スピーディーにうれしい実感を得やすいと好評です。
余分な成分は無添加で、防腐剤やアルコール、界面活性剤は一切含まれていないシンプルな処方なのも、毎日使いやすいポイントに。
※「C20ルーセント EX」公式サイトより
乾燥くすみ、シミやソバカス、大人ニキビなど、様々な肌トラブルに悩む方はもちろん、毎日のUVケアとしても非常に効果的です。洗顔後の清潔な肌に「C20ルーセント EX」をプラスすることで、未来のあなたも肌トラブルが気にならないクリアな肌を楽しむことができると期待できます!
持続的なくすみケアで繊細なまぶたに透明感をキープ!
まぶたのくすみは、乾燥、血行不良、色素沈着と異なった原因が合わさっていることも考えられます。また、デリケートなまぶたの肌を守るには、一時的ではなく持続的なケアが必要です。
そのため、ご紹介したようなスキンケアによる乾燥対策、マッサージと運動での血行促進、さらには紫外線対策とスキンケアによる色素沈着の解消などを根気よく上手に組み合わせて、透明感のある肌をいつまでもキープするようにしましょう。
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